太陽の位置は非常に低いので、部屋の中まで日差しが入り、心の中もホッカホカ。
ヴィッキーは、人間がベランダに洗濯物を干しにいくたびに、しっかり随行して出ていってしまいます。
窓を閉めるときには、ヴィッキーがベランダにいないことを確かめてから閉めます。
そして、一応、外にいないわよねと言いつつ、部屋の中にいるはずのヴィッキーに声をかけます。
普通は、声をかけると、どこかから「ニャー」と言いつつ現れるのに、全然音沙汰なし。
振り向いてベランダを見ると、そこにいないはずのヴィッキーが。
ちょっと日陰の鉢と鉢の間に、ヌクヌクなのよ、といった風情でうずくまっています。
布団の虫干しならぬ、猫の虫干しなんちゃって。